ショウガ紅茶やプチ断食などの健康法で有名な石原結實先生の「体を温めると病気は必ず治る」をご紹介します。
大半の女性のお腹は、触診するとヘソより上と下では体温が全然違う事がわかる。下腹部が格段に冷えているのである。冷えたところは血行が悪いことを意味し、病気が起こりやすい。
なぜなら、血液は栄養、酸素、水素、水、白血球、免疫物質をかかえて全身を回っているので、血行が悪いところとは、つまり、必要な血液が行き渡っていない場所ということになるからだ。
ヘソより下の下腹部に子宮、卵巣が存在するので、このように下腹部が冷えている女性は子宮筋腫(硬くなる病気=冷え)や卵巣嚢腫(漿液(しょうえき)という水分の貯蓄)・子宮や卵巣のガン(ガンも冷えの病気)が起こりやすいのである。下腹部(下半身)が冷えると、そこに存在していた血や熱は上昇していき、のぼせ、息苦しさ、肩こり、吐気、咳、発汗、イライラ、不安、不眠などの「下から上へ突きあがってくる症状」のオンパレードになる。これが更年期障害と言われるものだ。